バランスのよい食事
「バランスのよい食事」とよく耳にしますが、それってどんな食事なの?と聞かれる事があります。
昭和世代の私は「一汁一菜」という言葉をなにげなく耳にし、そしてバランスのよい食事と言われれば、この言葉が頭に浮かんできます。
主食(ご飯など)に、汁物(みそ汁)、菜(おかず)を合わせた食スタイル。
日本が誇る伝統的な食文化
※2025年にはユネスコ無形文化遺産に和食が登録されています。
私が実際に食べていたのは「一汁三菜」にあたると思いますが。
主食に汁物、主菜、副菜ニ品。
例えば、主食はご飯、汁物はみそ汁、主菜は焼いたあじの干物、副菜は納豆とほうれん草のおひたしといった献立。日によって、主食が麺類に、主菜が肉類に変わったり、副菜もサラダや煮物に。

炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などがバランスよく網羅。
また出汁による味付けも和食の良いところ。
薄味が基本で、こんぶやカツオ節の出汁の旨みを活かした調理方法。
30~40年前と比べると、多国籍でもあり、便利で簡単に口にできるものが多くなりました。
私も外食やコンビニ弁当、冷凍食品などを良く利用します。

しかし見比べてみるとどうでしょうか?
慢性的に疲労やだるさが抜けない、やる気が出ない怒りっぽくなった、睡眠の質が悪くなったなど、これら症状も食生活が大きく関わっています。
お弁当も冷凍食品も利用することは決して悪いとは思いません。
ただ、少しの工夫と食材を追加することで、食事のバランスは劇的に変化させることは可能だと思います。少し考えてみましょう。
今後、食事や栄養素などについても書き綴ってまいりますので覗いてみてください。