股関節のつまり感や辛い時

股関節のつまり感や辛い時
股関節痛

秋も深まり紅葉も見られるようになってきました。
旅行など遠出をして楽しまれる方、ランニングなどで軽く汗をながそうと思われる方にも最適な季節です。

すでに「旅先をめぐって楽しんできました」「なまった身体を動かし始めました」とお話をされる方も。

その中に「旅は楽しかったけど、長時間歩いたら股関節あたりが痛くなってきて…」「ジョギング中に股関節あたりが痛みだして…」と。
せっかくの楽しみもどこか気になりだすと半減しますよね。

今回のセルフケアは、股関節のつまり感や辛さを緩和するポイントをご紹介します。

そのポイントなる筋肉は「腸腰筋」
腸腰筋は、腸骨筋と大腰筋※小腰筋 を合わせた筋肉の総称
※小腰筋は持っていない人もいる(全体の40~60%がもっている筋肉)

腸腰筋

腸骨筋は、骨盤の内側、太ももの骨をつなぐ筋肉。
大腰筋は、背骨と骨盤、太ももの骨をつなぐ筋肉。
太ももを持ち上げる、そして股関節を安定させるという重要な働きをする筋肉です。
背骨(骨盤)と太ももの骨をつなぐ、つまり股関節をまたぐ腸腰筋が硬くなることで股関節のつまり感や痛みをおこす一因となります。

では、股関節のつまり感や辛さを緩和するポイントを見ていきましょう。

腸腰筋のほぐし

股関節のつまり感や辛さを感じている方は、屈伸や股関節回しなどをおこなって状態を確認してからはじめてみましょう。

腸腰筋ポイント
  1. 椅子に座り、親指で骨盤の前側にある骨の出っ張り探します(図を参照)
  2. 骨の出っ張りから斜め内側へ親指を移動させます。
  3. 少し移動すると溝のように、くぼんだ部分にふれることができます。
  4. 親指でやさしく10秒ほどほぐします。
    ※刺激を感じやすいところですので、やさしくさする程度におこないます。

始めにおこなった、動きをもう一度おこなってみましょう。
「あっ少し楽になった」と感じたら、あなたの症状に効果的なセルフケアといえるでしょう。
朝起きた時、寝る前に一回づつでも効果を期待できます。

残念ながら「効果をあまり感じられなかった」と感じられた方。
また別の原因があります。

今後も、様々なセルフケアを紹介してまいりますので、是非ご覧ください。

セルフケアを行うにあたってのご注意

  • 押す強さは「弱いかな」ぐらいがベスト!
    強すぎたり多すぎると、痛みや重だるさが出ますのでご注意ください。
  • セルフケアは、身体の痛みや辛さの改善、回復を保証するものではございません。
  • 病気、怪我、持病などがある方は、特にご注意ください。
    ご心配な方は、かかりつけ医に相談の上、十分注意し行いましょう。
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